【No.3】食養生について②
たかこ鍼灸院は、5/7(木)から営業を再開しています😊
🔸食養生について②🔸
今日は食材の性質【五性】について書いていきます。
大きくは3つに分けられます。
🔹身体を温める食材(熱・温)
🔹身体を冷やす食材(涼・寒)
🔹温めるでも冷やすでもないどちらでもない食材(平)
【 熱 】
身体を温める性質が最も強く、気の巡りをよくする働きがあります。発汗、興奮作用なども伴います。
🔹羊肉、トウガラシ、山椒、シナモン など
【 温 】
【熱】より温める作用は弱いですが、ゆるやかにこちらも気の巡りをよくします。
🔹鶏肉、エビ、アジ、イワシ、カボチャ、ニンニク、ネギ、タマネギ、桃 など
【 平 】
温めることもなく冷やすこともない性質をもちます。常用しても副作用がなく、滋養強壮効果もあります。
🔹豚肉、牛肉、鶏卵、米、大豆、山芋、ジャガイモ、ニンジン、ブロッコリー など
【 涼 】
身体を冷やす作用があります。利尿や熱を冷ます作用もあります。身体の余分な熱を排出し、興奮を鎮める働きがあります。
🔹豆腐、緑豆、ナス、キュウリ、ゴボウ、冬瓜、ホウレン草、大根 など
【 寒 】
身体を冷やす作用が最も強く、【涼】同様に利尿や熱を冷ます作用もあります。身体の余分な熱を排出し、興奮を鎮める働きがあります。
🔹カニ、アサリ、トマト、レンコン、バナナ、柿 など
例えば、私自身、冷え性ですが、寒い冬に身体を冷やす【涼】や【寒】の性質をもつ食材を積極的に取ると、ますます身体の冷えが増してしまいます。こんな時は身体を温める性質のある【熱】や【温】の性質をもつ食材を積極的に取るようにします。
*参考文献
📕『ココロとカラダの不調を改善する やさしい東洋医学』ナツメ社
📕『決定版 和の薬膳食材手帖』家の光協会
📕『薬膳・漢方の食材帳』薬日本堂
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