【No.4】食養生について③
数日暑い日が続いていますね💦
暑い中でのマスク着用、熱中症にならないようこまめな水分補給も忘れずにしていきましょう😊
🔸食養生について③🔸
前回は食材の性質【五性】について書きました。
今回は食材の味【五味】(ごみ)についてです。下記5つに分けられます。
【 酸っぱい 】
イライラ、怒りっぽさ、憂うつ、不安などの気持ちを改善する効果があります。また、多汗、頻尿、下痢など、必要以上の排出しないように調整する作用もあります。
🔹レモン、イチゴ、ミカンなど
【 苦い 】
高ぶった精神を鎮める効果があります。排泄・利尿作用を促し、便秘やむくみを解消する作用もあります。
🔹ゴーヤ、ピーマン、緑茶など
【 甘い 】
消化器官の働きをよくする効果があります。筋肉の緊張を緩め、痛みも和らげるため、筋肉痛にも効果があります。
🔹鶏肉、ニンジン、山芋など
【 辛い 】
気の巡りをよくします。風邪の初期症状などにも効果があります。
🔹トウガラシ、ショウガ、ネギなど
【 塩辛い 】
新陳代謝を高め、イボなどの硬いものを軟らかくしたりする効果があります。詰まりを解消する効果もあるため、便秘解消などにも効果があります。
🔹ワカメ、シジミ、カキなど
食養生については今回で最後です。よかったら日頃のお食事に取り入れてみてくださいね😊
*参考文献
📕『ココロとカラダの不調を改善する やさしい東洋医学』ナツメ社
📕『決定版 和の薬膳食材手帖』家の光協会
📕『薬膳・漢方の食材帳』薬日本堂
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